■9月22日 走行距離 100km

本州帰還なり

今日は6時おきで9時のフェリーに乗る。フェリー乗り場を間違えたりしてかなりあせったが、何とか大間着。

東大沼キャンプ場で一緒だった亮・ミーナも一緒である。大間崎でラーメン作って食べたり記念写真とったりしていた。

国道279号で南下するが、風がかなり強いので、国設薬研野営場(300円)にてテント泊とする。あいにく人が多く雨が降ってきたために、ステージにテントを張らせてもらう。

皆で食事を作りトレッキングがてら、奥薬研のカッパの湯で体をあっためて寝る。山奥では外国人4〜5人でジープ乗り付けてキャンプをしていた。

■9月23日 走行距離 0km

雨が降っていたので今日はチクチクと手袋を縫っていた。ミーナは髪を切り、亮はじゃんけんで負けたので、むつ市内までお使いに行く。

今日は急に背中が痛くなり、スローモーな動きで1日を過ごした。亮の帰りが遅く、心配などしてみた。夜はトークしまくりで、いつのまにか寝ていた。

■9月24日 走行距離 143km

今日は12時過ぎに出発。まずは恐山に立ち寄る。入山は500円と少々高めではあるが、中にある花染温泉目当てではいる。背中の痛みが少し取れた気がする。

むつ市を抜け尻屋崎方面へ。霧が発生してきて、その中で寒立馬が放牧されている姿を見ると、なぜがウットリしてしまう。「日本最涯の地」という碑を見ると納得できてしまう。

岬の先は全く見えず、海の荒々しさの先に潜む恐怖、もしくは楽園があるのでは。などと想像できてしまう。

国道338号を南下。霧の立ち込める中走るのが疲れたので、はまなす公園キャンプ場にてテント泊とする。ここでも亮とミーナと一緒にテント泊することになった。

台風が近づいてきているみたい。かなりの強風。

■9月25日 走行距離 ???km

風が強すぎて動きようがないので、近くの町まで行って食料と本を買ってきたのみ。

明け方まで飲む。

■9月26日 走行距離 ???km

昨日よりも風が強くバイクに乗ることすら危険。

じゃんけんで奴隷決めて遊んでた。亮が奴隷なので早速歯磨きさせたが、いまいちだった。

キャンプ場付近の牧場に行き、本の裏に絵など描いて時間つぶしていた。

■9月27日 走行距離 170km

11頃出発。まずは道を戻り六ヶ所村原燃PRセンターに向かうが、月曜日なので定休日であった。

仕方なく海沿いを南下。八戸まで向かい、レッドバロンにてオイル交換後、十和田湖へ向かう。途中で牧場があったので、のんびりタバコすいながらまったりする。

新郷村に入りキリストの墓、上大石神ピラミッドなど秘密めいたものを多数見てまわる。

中でも驚いたのが、キリストの弟イスキリが十字架につるされ、キリスト自身は日本にたどり着きそこで死を迎えたということである。まぁ、言うだけなら自由だからね・・・だけども、クレームは・・・

道の駅新郷で150円の漬物を買いつつ迷ヶ平のキャンプ場にてテント泊。後から亮もやってきた。食事をしている時に、ミーナも半べそかきながら現れた。20時近かった。なんだかんだ言っても3人揃っちゃった。

■9月28日 走行距離 0km

今日は全く動かないことに決め、一日中本を読んでいた。

このキャンプ場には東屋がある。そこは舞台のように一段高くなっていて、佇んでいるととても気持ちがいい。昨日買った本を3冊ほど読みあさり、空の色の変化を長いこと楽しんでいた。

2人が帰ってきたので、最後の晩となりそうなので夜中遅くまで酒盛り。亮とミーナは、腐れ縁となりそうだ。一週間近く一緒に行動して、そしてまた一人の旅へと戻っていくのである。悲しいけれども、またどこかで・・・という言葉だけを残して先に進んでいくのである。

■9月29日 走行距離 121km

10時出発。亮、ミーナとも別れ十和田湖へ進む。かなり大きな湖である。

奥入瀬を見るため子の口から焼山まで往復。途中歩いてみたりもする。かなりいい雰囲気の渓流で何度も足をとめてしまう。紅葉の時期にはちょっと早かった。木漏れ日で川の色が変化するのが見ていて飽きない。

湖の周りを周回して山並みを楽しみながら、小国温泉で体を洗う。洗濯も済ませながらさらに進み国道7号へ、日景温泉を目指す。

早ヒバ造りの風呂は風情があり400円という値段もつり合っていた。白濁湯でかなり気持ちがいい。

久吉温泉へ入るために久吉町の公民館軒下でテント泊。近所の人がショウガ飯ときのこ汁をくれた。

■9月30日 走行距離 111km

7時30分出発。まずは久吉温泉を目指す。到着してみると久吉温泉跡があり、新しい施設ができていた。なぜか入る気がしなくなった。

仕方なく古遠部温泉へむかう。ここの温泉は内風呂であるがとても風情がある。薄暗い部屋でドクドクと湯が湧き出て、湯量は多いし湯の固まりがいたるところにあるし、かなりお風呂で楽しめた。

そしてさらに、秘湯と呼ばれている八九郎温泉へ。入ることにしていたのは奥八九郎温泉、奥奥八九郎温泉で、林の中に突然ジャグジーのように湧き出ている場所である。1時間ほど迷いながら奥奥八九郎温泉に入る。かなり熱く膝下しか入ることはできなかったが、かなりワイルドで新鮮だった。

十和田樹海ラインを走り七滝で昼食、十和田湖付近の発荷峠展望台でぼんやりとする。ここは日本8景の一つであるらしい。景色はかなり良かった。十和田湖の眺めはここが一番だろう。

南下しつつ県道66号にある大湯環状列石をみる。博物館が無料だったのでじっくりと見て、遺跡周りを歩く。何で丸になっているのか本当に不思議だ。

国道341号で南下。道の駅かづのでテント泊。

■10月1日 走行距離 132km

8時30分出発。八幡平方面へ。途中田代平高原、金沢清水により久しぶりの名水を美味しく飲む。県道23号にのり、八幡平へ。

思ったとおりの急坂で、かなり苦戦したが、見返り峠につくまでの紅葉を見るとこの辛さも忘れてしまう。八幡平山頂にも上り、八幡沼・ガマ沼など見つつ、紅葉している山並みを楽しむ。

後生掛温泉(400円)にはいり、蒸し風呂などにつかりながら、疲れを取り体を温める。

玉川温泉付近では泊まる場所が心配であったが、玉川温泉ビジターセンターの脇にテントを張ることができたので、風呂は早朝入ることにする。

■10月2日 走行距離 149km

4時頃雨が降り出したので軒下に移動。6時頃までだらだらとして、玉川温泉へ。湯治の人たちは、ござをもってゴロゴロ転がっていた。

温泉は露天で日本一の酸性湯。飲んでみるとかなり酸っぱかった。のんびり散策して8時30分出発。

南下して田沢湖を一周。金色の辰子像など見つつ盛岡方面へ。県道219号に乗り北上、小岩井農場に立ち寄る。入場料500円したので入るのをやめ、向かいのお土産でソフトクリームを食す。そして、近くにある小岩井乳業の見学コースにもぐりこみ、牛乳をたらふく飲んできた。

網張温泉へ向かうが、濃霧のため16時過ぎに山に入るのは危険なので、断念。相の沢キャンプ場にてテント泊。

■10月3日 走行距離 117km

朝片付けていると、日曜日ということもあり団体の人たちが多く来ていた。

その中の建築工会盛岡支部の方たちと仲良くなり、いつのまにか東北でよくある芋煮会に参加していた。焼肉やらそばやらいろんなものをたらふくいただき、昼ごろまで過ごしてしまった。しかし、気温は10度。めちゃくちゃ寒い。

盛岡市街へ行きナイフ・ライトなど買いつつ、龍泉洞へ向かう。途中で早坂峠を越えるのだが、めちゃくちゃ寒い場所であるらしい。岩洞湖レストハウスで着込んでいると周りの人がコーヒーやらカイロをくれて峠をすんなりと越えることができた。しかし峠の気温計は5度・・・。

あまりの寒さに龍泉洞まで一気に下り、寝場所さがし。結局道の駅で寝ることにした。ここは快適である。

■10月4日 走行距離 110km

9時出発。まずは龍泉洞へ、1000円で向かいにある新洞博物館も見ることができる。

龍泉同は思ったよりも狭くなっているところも多く、内部が暗いため水の透明度を実感できなかった。が、41.5mの透明度があるので底はきちんと見えた。それから新洞も見たがつまらんかった。

道の駅で販売している龍泉洞缶コーヒーが意外とかなり美味しかった。

海沿いを南下。鵜の巣断崖など見て三陸ムードたっぷりになったところで、重茂半島付近の運動公園でテント泊。浄土が浜も見たが歩いて15分かかった割には、あまりいいところとは思えなかった。

龍泉同から国道45号への道がとても綺麗だった。

■10月5日 走行距離 68km

まずは本州最東端付近まで行くことに。姉吉キャンプ場につくと、なんとなく歩いて行ってみたくなり山道へ。

赤松が多い中マツタケなど探しながら歩くが1本も見当たらず。すれ違った人はたくさん抱えていた・・・

最東端には東屋もあり断崖から見る景色は、三陸ムード満点でかなりいい場所であった。これで本州最端点を4つめぐったことになる。

国道46号で釜石方面へ。浪板海岸などみつつ今日は根浜キャンプ場の前の広場でテント泊。そばにはハーバーがあり、ディンギーのりの人と1時間ほどヨットについていろいろ話した。年取ってからも船に乗り続けるのは素敵なことだ。

■10月6日 走行距離 77km

9時30分出発。まずは釜石の鉄の博物館にてじっくりと、歴史や人物について学んだ。が、館内にはやたらと多く資料がありすぎて、思わず知恵の輪にはまってしまう。

ふと記憶にあった遠野方面へ。途中に通過する仙人峠はなかなかいいところである。

伝承園に立ち寄りいろいろを見学することで遠野物語の存在が現れてきた。いい機会なのでカッパ淵でカッパと戯れる(つもりになる)。今日はこの時点で遠野にテント泊と決め込む。

踊鹿の湯に入り体や服を思いっきり洗い、さっぱりして買い物。遠野はジンギスカンが有名らしいので、マトンをいそいそと買い、道の駅風の丘にテントを張る。遠野が見渡せるいい場所である。

ここでエリンギてんこ盛を200円で購入。ジンギスカンにきのこ、遠野物語を読みつつ地ビールを飲む。目の前には遠野の夜景と。かなり精神的に贅沢な食事となる。道の駅のオーナーと話し込んでみたりする。

■10月7日 走行距離 69km

朝から雨。遠野を取り囲む山々に朝霧が立ち込め理想郷のようである。道の駅で梨を買い、12時過ぎまで遠野の街並みを眺めていた。

千葉家曲がり家という日本10大民家の家をじっくり眺めながら、宮守の道の駅で休憩。ここまで来る間の県道では、ばんえい馬のような太く大きい馬を3匹見ることができた。

花巻の宮崎賢治で有名なイギリス海岸のそばを散歩。川に木船が浮かんでいたので、それに乗りながらぼんやりと北上川を眺めていた。

今日は北上市大堤公園キャンプ場にてテント泊。

■10月8日 走行距離 ???km

今日は連泊。北上市内をうろちょろして古本屋で本を5〜6冊購入。のんびりと過ごす。

夕方には vibes meeting とかに参加する人たちが数人来てカレーやら酒を貰い楽しんだ。沖縄から黄色いバイクに乗ってきたそうだ。

■10月9日 走行距離 0km

今日も連泊。まったりと本を読みふける。キャンプ場付近を散歩しつつ、芋煮汁を貰う。疲れかなり溜まっているかも。

■10月10日 走行距離 158km

9時頃出発。まずはげ夏油温泉に行く。

本当は400円取られるはずだが、人についていったらいつのまにか入っていた。洞窟風呂にも入り、かなり変な雰囲気の中初めてだったので楽しめた。

錦秋湖を抜け、横手市あたりでバルブ交換。力水で水を補給しながら雄勝町東山キャンプ場にてテント泊。おばあちゃんが山で遭難しているみたいで、がやがやしていた。

■10月11日 走行距離 115km

まずは川原毛大滝湯に入る。日本で一番落差の大きい湯滝であり、酸性が強く肌がヒリヒリしてしまう。泥湯にも入り泥を楽しもうと思っていたが、地名だけらしく泥は全くなかった。残念だったが、若い女性が2人入っていたので良しとする。

県道51号国道398号とはしり、子安峡で大噴湯といわれる岩の間から温泉が噴出している様子を、階段を下りてみたがとてもいいものであった。温泉が出ていて、緑の苔がたくさんついていた。

県道を走り駒栗峠へ。ここは紅葉始まりの時期できれいであった。一関付近の尾花が森キャンプ場でテント泊。しばらくすると vibes meeting に参加して帰りの人たちがやってきて、鍋を食べさせてもらったりした。

今日走った道は、どの道も山の景色がすごく綺麗だった。

■10月12日 走行距離 117km

国道4号までハーレー軍団と一緒に走る。

昨日ゆっくりと見ることができなかったので厳美渓にむかう。川にロープを張ってあって対岸から注文し、団子を配達できるようになっている場所もあった。

続いて猊鼻渓へ。頑張って1500円払い屋形船に乗る。渓谷のおくまで行く90分コース。雨もぽつぽつ降ったが、船頭の歌を聞きながらのんびりと時間の流れを感じていた。

細い道を通りながら南下。休んでいると地元の人からジュースを貰うことも。善光寺付近の桂清水にて水を補う。

今日は瀬嶺町新堤公園キャンプ場にてテント泊。暗すぎることもあって、拾ったまきをガンガン燃やす。

■10月13日 走行距離 ???km

水を補いながら、善光寺を見る。日本3大といわれるので立派なものかと思っていたが、小さくてかなり拍子抜け。

登米で旧校舎や旧警察署を見学しつつ、松島方面へ。

奥松島へまず入る。大高森や嵯峨渓などみつつ、松島町へ。牡蠣直売所にて牡蠣のから付を5個ほど貰い、隣の公園でテント泊とする。しかし、牡蠣を直火で食してみたが、どうやら当たってしまったらしく夜中に何度もトイレに駆け込んでいた。

■10月14日 走行距離 ???km

まずは富山観音へ行き松島四大観の2つ目を見学。結果から言えば、この場所からの景色が一番良かった気がする。

松島海岸から1500円払って観光船に乗る。1時間ほど乗り島々を見るが、近くから見すぎてあまり感動はできなかった。扇谷山、多聞山など四大観をみて、仙台付近の若林区のレッドバロンにてタイヤ交換。

北海道留萌で知り合った加藤さんの家に泊めてもらう。晩御飯は仙台名物の牛タン。思いっきり食べさせてもらい、いろいろ話して寝る。近所の心霊スポット八木山の話が出て、行こうとするが夜の運転が怖いのでパス。

■10月15日 走行距離 129km

9時過ぎに出発。国道457号県道62号で山形へ向かうが、通行止め。国道286号で行こうとするが、ここも通行止め。

仕方なく南回りでいこうとするが、時間的に遅くなってしまったので秋保温泉に入りつつ近所の橋の下にてテント泊。

位置的には仙台から20〜30kmしか離れていないが、130km近く走ってしまい、気分的に疲れた。

■10月16日 走行距離 230km

9時出発。県道12号で蔵王へ向かう。三段滝など見つつ、エコーラインで頂上付近の紅葉を見ていたが、頂上に近づくにつれ霧がたちこめ、周りの景色が全く見えなくなった。それに加えて、寒さも厳しくなりなまらず蔵王温泉に駆け込む。

大浴場450円払って、すぐに温まる。PH1.7もあり、かなり強い酸性であるが、充分に風呂からの景色を楽しんだ。

ひたすら走り南下。長井、米沢を越えスカイバレーにて福島に入る。途中で新高湯温泉に行こうとするが、坂が急すぎて登れない。持っていた水を捨てて再挑戦するがやっぱり登らないので、素直に諦める。

桧原湖を通り、猪苗代湖南にある秋山浜キャンプ場に19時過ぎ着。先客2人いて3人で飯食って寝た。めちゃくちゃ寒い。

スカイバレーは丁度いい紅葉で綺麗だった。

■10月17日 走行距離 120km

9時過ぎに出発。まずは会津若松へ向かう。レッドバロンで整備点検した後、喜多方へラーメンを食べに行く。

着いてみると、来夢やまこと食堂・坂内食堂など有名どころがたくさんあり、その中でも地元の人に聞いた松食堂に入る。850円の大盛りチャーシューを満足げに食べた。

国道121号で南下。湯野上温泉に入りつつのんびりし、塔のへつりでまったりする。

今日は田島の親戚宅で寝る。しばらくのんびりすることに。

■10月18日 走行距離 0km

11時頃目覚めボーっとする。

街中散歩しつつ、ボーっとする。

ボーっとしつつ寝る。

■10月19日 走行距離 70km

10時頃起床。昼過ぎに温泉へ向かう。

駒止湿原を2時間ほど歩いた。今年はまだ紅葉の時期が遅れているらしい。八幡平・蔵王スカイバレーと紅葉を見られる場所を通ったが、まだ最長期まで達していなかった。

しかし、ここ駒止湿原では充分に綺麗であった。湿原の最下層の苔と周りの紅葉のコントラストが鮮やかで素晴らしかった。

古町温泉で風呂に入りのんびりする。

■10月20日 走行距離 0km

書き込み無し

■10月21日 走行距離 0km

書き込み無し

■10月22日 走行距離 0km

書き込み無し

■10月23日 走行距離 97km

朝雨が降っていたので10時前に出発。やはり田島付近は面白い風景が続くのである。

川治温泉で岩風呂に入ろうとするが、料金値上げしており、さらに係りの人の感じが悪かったのでパス。

県道23号を乗り継いで、霜降高原道路を進む。橋の付近では紅葉の時期真っ最中であるので、車をとめて多くの人が見ていた。とても綺麗である。

それから日光東照宮に1200円の券を買いいろいろと見てまわる。東照宮・鳴龍・猿・眠り猫は、なるほどと思うものがあった。十分に楽しめる場所であった。ただ、紅葉シーズンなので人が多かった。

今日は今市市の杉並木公園にてテント泊。寒い。

■10月24日 走行距離 111km

8時過ぎに出発。今日は中禅寺湖付近の紅葉を見ることにした。

国道120号を走り、いろは坂へ入る。バイクのレーンがあり、車に邪魔されずにゆっくり登ることができた。また、登り坂も思ったほどきつくなく、快適であった。明智平付近で渋滞していたが、すり抜けていけたのでたいしたことはなかった。

明智平のところでは、ロープウェイが730円するので上まで行って見なかったが、かなり色づいていた。中善寺湖畔で、パンを食べつつ、いろは坂を降りていくと猿がいた。途中で休憩しながら、のんびりと横になり紅葉を眺めていた。

東へ進み、日塩もみじライン(50円)にのり、国道400号でさらに東へ。もみじラインはメープルヒルスキー場へ行く時にいつも使っていた道だが、雪のない時期に走るのは初めて。思ったほど紅葉している場所は少なかったが、山並みが良かった。

今日は道の駅塩原に15時過ぎに到着。渋滞が激しかったのでここでテント泊とした。

■10月25日 走行距離 0km

まずはテントの撤収。道の駅の入り口にそば体験ができるとかいてあったので、早速参加することに。地元の人たちとの交流の場でもあって、部外者は私を含め2人ではあったが、内容は十分に楽しめた。

足ふみ式の脱穀機を使い、蕎麦の実を落とすのであるが、結構疲れるのである。昼食食べるために休憩をし、うどんや餅、りんごジュースなど腹いっぱい食べ、しかも、道の駅無料食事券などもお土産としてもらった。

そんなこんなで今日は道の駅の目の前にあるビニールハウスの事務所で泊めてもらうことになり、圭ちゃん、高村さんと私3人で飲むことになった。圭ちゃんといっても50歳である。高村さんは一番弟子。事務所で飲んでいたが、近くのクラブに連れて行ってもらい、楽しんでいた。圭ちゃんは早々に寝てしまい、高村さんと家まで送り届ける。

軽トラックの荷台から見た月はとても綺麗で静かに町を照らしていた。思いで深き塩原となったのである。

■10月26日 走行距離 131km

11時頃まで高村さんといろんなことを話していた。圭ちゃんはまだ酔っ払いであった。

高村さんお勧めの雲厳寺を見学。寺の後ろが山で囲まれかなりいい趣であった。それから八満山の展望台(100円)に登り、囲まれている山々を見つつ金性水をゲット。

景色のいい奥久慈の道を走りながら、袋田の滝を眺める。トンネルでは100円取られるが、日本3大滝の中では、したしたと岩肌を流れ落ちるこの滝が一番好きである。いい雰囲気を醸し出していた。

今日は近くの広域公園で寝ることに。あまりにも寒いので19時頃寝始めたが、ここは夜に閉鎖されるらしくて一度係員に起こされる。事情を話したらすんなりと寝させてくれた。ラッキーである。

■10月27日 走行距離 124km

早々と公園を出発。7時30分には出ていた。国道118号を南下、水戸へ行く。

まずは偕楽園、ここは梅で有名な場所である。公園は無料であるが、内部にある建物(180円)にはいる。そこには、いろいろと見ていて楽しめるものがたくさんあって、かなりのお気に入りとなった。

それから国道50号で小山市へ。ヒデの家に向かう(沖縄石垣島で知り合った人)。14時頃には小山に到着。まずは吉牛で食事をしてから家に行く。風呂に入りつつ米原キャンプ場での思い出話に花を咲かせた。やはり、米原の面子は熱いやつが多い。朝方まで2人で飲んでいた。

■10月28日 走行距離 0km

昼過ぎに起きる。それから近所で2人でスケボーなどした。

夜はヒデの彼女と3人で鍋を囲んで酒を飲みつつ寝る。

■10月29日 走行距離 126km

今日は昼前に出発。国道4号国道125号と乗り継いで筑波山へ。

ガマ公園によって見るが、500円するので入場は止めておいた。筑波山をトコトコ進み、道に迷いながら東へ。霞ヶ浦のそばを通り鹿島へ。鹿島神宮によりつつ、鹿と戯れながらあと僅かな旅を少し考えてしまった。

今日は鹿島スタジアム脇の公園でテント泊とする。夜には公園でサッカーをする人が多くいた。さすがサッカー都市鹿島だ。テントにライト向けるのは辞めてほしい・・・

■10月30日 走行距離 188km

地元千葉県へ

朝8時過ぎに出発しようとするが、なんと昨晩夕食時に15分ほど話した近所のおじさんが朝ごはんを作ってきてくれた。なんとうれしいことか。

まずは犬吠崎へ。意外と早く着いてしまったので、のんびりと灯台付近を散策。それから銚子道路(20円)にはいる。途中、ガードレールの隙間から海側に入ると、なんと断崖が続く関東ローム層が見ることができた。ここから見る景色は始めてである。

タバコをプカプカ吸って充分に眺めてから、県道30号でおなじみの片貝海岸で昼食を取りつつ、白子あたりから内陸へ。

千葉県唯一の名水熊野の清水に立ち寄りホッと一息。勝浦まで有料道路(10円)を使いすすむ。ビジターセンターや県立博物館分館を見学しているうちに、暗くなってきたのでビジターセンターにてテント泊。

■10月31日 走行距離 218km

7時30分出発。ひたすら南下。その前にきっちりと鵜原理想郷を眺める。おせんころがしも見る。鴨川シーワールドも見たかったが、早すぎたので諦めた。

海沿いをひたすら走り、野島崎灯台を散策。今度は家に向けてひたすら北上。富津岬によりつつ木更津金田ICから、アクアラインを少し眺め、あと少しの道のりを寂しく思う。

後は16号をひたすら北上。実家についたのは17時30分過ぎであった。親父と焼肉屋に行き食事した。

■11月1日 走行距離 20km

もう1日のんびりしようとしたが、翌日雨が降り出しそうなので午前中に出発。

いつもどおりの海岸の道を走り、自宅に到着。着いた直後にはあまり日本一周を終えた実感がなく、まずはじめにしたことはCDを聞いたことであった。

とにかく、無事日本一周を終え、帰ることができたので良しとする。まだわからないが、旅でえたものは多大であるはず。いつか、役に立つ日が来るだろう。

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