■5月16日 | 走行距離 117km |
日本3大景勝地 宮島 に渡る 朝目覚めてみると東屋に人が。どうやら先住人らしいので6時30分には出発。 海沿いの道から瀬戸内海を見つつ広島到着。 さて、宮島だが結局はフェリー(往復340円)に乗ったのだが、乗るまでに所持金の少なさ(1000円余り)もあって30分ほど考え込んでしまった。 宮島には千畳敷や厳島神社などあり、能も行われるようだ。風情があっていい。 足を引かれつつ宮島を去ることに。 |
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因島 - しまなみ海道 - 向島町 - 国道185号 - 県道279号 - 国道185号 - 県道68号 - 音戸 - 国道487号 - 呉 - 広島 - 国道2号 - 厳島神社 - 和木町 - 錦帯橋 |
■5月17日 | 走行距離 182km |
目覚めてすぐに目の前にある錦帯橋をテクテク渡る。早朝は誰もいなくて、お金取られることもなかった。 国道188号国道2号を使いひたすら西へ。白バイうっとおしい。 まずは、秋芳洞へ。1240円だったが惜しい気もなく入場。 続いては秋吉台カルスト台地。 今日は樫の森野営場にてテント泊。 |
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錦帯橋 - 岩国 - 国道188号 - 大畠町 - 光 - 徳山 - 防府 - 国道490号 - 秋芳洞 - 秋吉台 - 樫の森野営場 |
■5月18日 | 走行距離 180km |
九州上陸 朝7時前に起きてしまったので出発は8時30分。 そんなこんなで、秋吉台経由で弁天地の湧水を回り、下関を抜け壇ノ浦によりつつ関門トンネルへ。通行料20円なり。 九州上陸なり。 SATYで買い物したりして公園でカッパ着て出発するや否や、いきなり警察に止められた。彼ら曰く一方通行らしい。 そんなこともありながら、中津市大貞公園に16時着。 |
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樫の森野営場 - 県道31号 - 国道316号 - 美祢 - 県道33号 - 国道2号 - 下関 - 国道9号 - 壇ノ浦 - 関門トンネル - 門司 - 県道72号 - 県道25号 - 国道10号 - 行橋 - 中津 - 大貞公園 |
■5月19日 | 走行距離 157km |
なんだかんだで7時出発。 途中の深耶馬溪温泉(200円)に入浴。 西椎屋の滝を滝壷まで下りてみると、時たま晴れた空の青色と緑の葉、そして滝の水がとてもきれいでありコントラストがはっきりしていて好きになる。 国道387号を南下。 そして別府温泉へむかう。 そして別府に到着。 今日の寝床は別府市野口原総合グラウンドでテント泊。 |
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大貞公園 - 国道212号 - 青の洞門 - 耶馬溪 - 県道28号 - 深耶馬溪 - 深耶馬溪温泉 - 県道27号 - 西椎屋の滝 - 国道387号 - 壁湯 - 国道210号 - 湯布院 - 県道216号 - 県道11号 - 別府温泉 - 野口原総合グラウンド |
■5月20日 | 走行距離 153km |
今日で出発して丸一ヶ月 阿蘇山は壮大である。寒い!今日はとっても寒い朝であった。のんびりと7時30分に出発 またまた恐ろしい由布岳を渡りやまなみハイウェイへ。 そして池山水源へ。 そして阿蘇山周回コースへ。 そして地獄温泉(400円)にて泥風呂と露天にはいる。 有料道路に戻り白川水源に。なんと受付があって100円の有料になっていた。Fuck... |
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野口原総合グラウンド - 県道11号 - やまなみハイウェイ - 筋湯温泉 - 池山水源 - 阿蘇登山道路(120円) - 阿蘇山火口 - 地獄温泉 - 白川水源 - 国道265号 - 月廻り公園 |
■5月21日 | 走行距離 163km |
長い長い山道であるのだ 月廻り公園を8時に出発。小林さんと別れ、ぐるりとまわりやまなみハイウェイを北上。 昨日と同じく池山水源で水を補給。一路原尻の滝へ。 気分転換に竹田湧水群へと。 そしてひたすら県道7号を南下。 そんなこんなで山を楽しみながら尾平越トンネルに入る。中には電気が全くなくバイクの光と出口に見える日の光のみだ。恐ろしくてスピードが30km/hも出せない。 どんどん下っていくとふとした所に常光寺の滝があり、岩肌を滑り落ちる水には感動するものがある。水は勿論うまい。その下方300mのところに公園がありテント張れそうだが米がなくて断念。 ずっと遠くのやまなみを見つつ、下って真名井の滝へ。 今日は滝のそばの運動公園にてテント泊。 |
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月廻り公園 - 国道265号 - 国道442号 - 竹田 - 原尻の滝 - 竹田湧水群 - 県道7号 - 高千穂 - 国道218号 - 真名井の滝 - 運動公園のそば |
■5月22日 | 走行距離 149km |
海へと向かって 朝8時前に出発。もう一度真名井の滝を見る。 椎葉へ向けて国道218号を西へ国道265号に入り五ヶ瀬川と共に南下。 頂上付近に工事のための時間規制があり30分ほどまったり佇む。 椎葉では鶴富屋敷(200円)をみる。 一路国道327号で日向へ。 坂本小学校の廃校ありーの、耳川の流れありーの、距離は長いが見るところも多く飽きなかった。 そして日向へ突入。馬が背や十文字、三方展望所などあり、久しぶりの海を楽しむ。アトラクションが多かった。 近所の人に午後から雨が降るといわれたので、米ノ山展望台でテント泊。 |
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運動公園のそば - 真名井の滝 - 国道218号 - 国道265号 - 椎葉 - 国道327号 - 日向 - 日向岬 - 米ノ山展望台 |
■5月23日 | 走行距離 143km |
雨の日は辛い・・・ 米ノ山展望台をでたのは10時頃。 国道10号線を南下。 海沿いに行こうと県道302号に乗り換え走るのだが、雨で全く景色がわからず。 青島では熱帯を想わせる植物が神社の奥にあり、南へ来たんだと実感する。 日南フェニックスロードに入るが雨なもんで、海の良さがちっともわからず。 |
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米ノ山展望台 - 国道10号 - リニア展望台 - 県道302号 - 有料道路(30円) - シーガイア - 宮崎 - 日南 - 猪崎鼻公園 |
■5月24日 | 走行距離 152km |
犬に噛まれる・・・ 猪崎鼻公園を出発。 途中でいきなり蛇出現、蛇も私もお互いに驚いていた。いそいそとそこから進む。 頂上付近には防空壕と馬の糞。なんと岬には野生馬がいるのだ。 一路佐多岬へ。 いらいらしながら裏の公園を進むといきなり犬出現。 カッパの上着は10cm四方破け、下は左のももの部分が穴空いて傷になる |
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猪崎鼻公園 - 国道220号 - 国道448号 - 幸島 - 都井岬 - 内之浦 |
■5月25日 | 走行距離 90km |
やくざ風おっさんと6時間対談 朝やっぱりウィンドブレーカーの切れているのが気になり電話をして服代と慰謝料を請求。 そうしたら、やくざ風の人出現。8時半から14時30分まで近くのホテルのロビーで話っきり。内容は服代と慰謝料払う払わないの問題である。始めのうちは服代1万円、後に2万円となったが金を引っ込めやがり、結局昨日貰った3万円のみ。弁護士だの下の者だの、さんざん脅され挙句の果てには乞食扱いされる。 そんなこんなで金は貰えず無理やり和解させられる。最後にはほとんど囲まれていた状態で、脅されていた。 そんな嫌な中、佐多岬へと向かうが精神的に疲れて景色が目に入らない。 キャンプ場でチャリダーの及川さんに遭遇。日本一周しているみたい。 |
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内之浦 - 国道448号 - 県道74号 - 県道68号 - 佐多岬キャンプ場 |
■5月26日 | 走行距離 6km |
悔しくて悔しくてただただ悔しくて・・・ 自分の正当性、法律に関する知識不足、自分の立場を貫き通せなかったこと、やくざ風のおっさんの思う壺にはまってしまった事、すべてが悔しくて情けなくて・・・ 今日は一睡もできなかった。 テントに戻りチャリダー及川さん都井岬に向けて出発。 少しの間90分ほど寝るが、12時頃交番に行き相談にのって貰う。 まず、警察に行き(傷があるうちに)状態を話す(つまり、立件する)。そして、飼い主の不当性を法律で裁く(金額の問題は民事で解決、金額はほぼ相手の誠意で決まる。払う気があるのかないのかなど。)となる。 どんなに汚い服でも元の通りに戻してもらう権利があり、慰謝料(精神的肉体的苦痛など含む。1〜2万円は妥当である。)も民間レベルで使用してもいい言葉であることを知る。 すべて正当な者で、どんなにすごまれても渋られても結局はもらえるものであるのだ。 今回の件は本当に勉強になる。 なめ切っているおっさんに対して告訴する手もあるが、50ccのカブでトコトコ行く旅である。やつのことなど考えずに、屋久島・与那国・波照間の楽しいこと、そして目の前にある佐多岬の風景を十分に楽しみ、頭を切り替えてカブでトコトコと日本一周を成し遂げようではないか。 赤穂の滝北さんをはじめ多くの人たちとの触れあい、そして私からの、元気で日本を駆け巡っている様子を心に思い、首を長くして手紙を待っている人もいるだろう。 気分一新、与那国目指してがんばっていこうではないか! 警官の薦めてくれた温泉で、広く眺めのいい最高な景色で、うまく気持ちが切り替わった。 |
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佐多岬キャンプ場 |
■5月27日 | 走行距離 105km |
朝起きると自衛隊が車で乗り付けてきた。 そしてとうとうやってきた佐多岬先端。少々曇っていたが屋久島も見え前に進む前向きな気持ちが心を満たすようになってきた。そして、立ち去ろうとするが何度も振り返り前方に見えるはずの沖縄や屋久島を1時間以上見ていた。 展望台には多くの人のメッセージがありカブは勿論、老夫婦まで多くの人たちが日本一周をしている。そして私もボールペンで書いてしまった。勇気付けられた佐多岬であった。 そして昨日お世話になった大泊の交番に挨拶に行く。 今日の目的は交番で話しに上がった人に会うのである。 実際に会ってみると小柄な人で、前々から人とのふれあいを考えていて、ついふらっと出てきたそうだ。少々作業を手伝い「一期一会」ということで別れる。 今日は大塚山公園テント泊。 |
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佐多岬キャンプ場 - 佐多岬 - 県道68号 - 国道269号 - 国道220号 - 串良中学校 - 大崎中学校 - 大塚山公園 |
■5月28日 | 走行距離 169km |
大塚山公園を8時出発。 高山署が近所にあったので、形だけの報告をしておくことにする。東田さんが対応してくれて厳重注意してくれるということで納得。500円のテレカ貰って出発。 桜島へ向かう。 一周してみると 終わりのほうで埋没している鳥居を見つけ関心というかホォーという感じであった。 それから隼人のレッドバロンにてタイヤ交換。ミシュランのツーリングタイヤがあるので、試しにつけてみることに。合計6000円少々かかった。 16時過ぎに霧島方面に出発。寝床を探しながらの走りであるが、神話の里公園に泊まる。 そこで千葉県市川市在住の佐藤さんと会う。 そんなこともあり夜は22時頃まで話し込み、楽しい時をすごす。 |
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大塚山公園 - 国道220号 - 国道224号 - 桜島 - 県道26号 - 国道220号 - 隼人 - 県道60号 - 神話の里公園 |
■5月29日 | 走行距離 49km |
今朝は話したりして9時出発となるところだが、出発直前に写真とってもらった人が中野さん。なんと彼も日本一周中であることがわかり、またまた話し込む。 中野さんは旅2日目でテント等かなり多くのものを林道で落としたにもかかわらず、縦横無尽に走り回っている。 3人で盛り上がり話し込んでしまう。13時出発。 久々に晴れているので霧島神宮に向かい、鳥居の赤、空の青、木々の緑に感動。本当にきれいな空間であった。 そこで佐藤さんと別れ、御池を通り湯の元温泉へ。 小林市を抜け出の山公園へ名水を飲みに行くが、そこで再び佐藤さんと会う。ここでは、蛍が見ることができるそうなので、私もここに泊まることにする。夜は蛍や琴の演奏があるらしいので楽しみだ。 |
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神話の里公園 - 国道223号 - 霧島神宮 - 御池 - 湯の元温泉 - 出の山公園 |
■5月30日 | 走行距離 ???km |
山の城温泉はとにかくすげー 出の山公園7時30分出発。県道1号から高千穂高原経由で山の城温泉へ。 山道の途中でトライアルをやる人と一緒になり、入浴シーンを撮ってもらう。とにかくすごいダートでタイヤ交換しておいて良かったと実感。岩剥き出しでかなり大変である。 温泉は川の中に自然と湧き出ていて、硫黄泉。ところどころに湧き出ているので熱かったりぬるかったりで、川の冷たい水を利用して温度調節しているのであった。 日曜日ということもあり少々人がいたが、今までの露天風呂ではNo.1である。 気分良くなったところで国道223号を南下。所々で仮眠を取りつつ鹿児島のフェリー乗り場に18時前につく。 フェリー乗り場でテント泊。 |
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出の山公園 - 県道1号 - えびの市営温泉 - 高千穂高原 - 山の城温泉 - 隼人 - 国道10号 - 鹿児島 - フェリー乗り場 |